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サンドイッチ考

平日の昼食はトーストサンドが続いています。食パンを2枚オーブントースターで焼いてベーコンや目玉焼き、レタスを挟んで、それだけです。ラップしてバンダナで包んでランチバッグに入れて行きます。簡単にできること、食べても身体が重くならないところが気に入っています。ところが、先日、このトーストサンドをぐっと美味しく食べる方法がわかリました。それは、出勤したら職場の冷蔵庫に入れるということです。先々週のある日、出勤までに用事があって車にランチバッグを置いたままにしてしまいました。このThinkPadは持って行ったのにランチバッグは車に置きっ放しでした。その日は台風の影響で曇っていて小雨が降っていましたが涼しい日ではありませんでした。小1時間して車に戻ってランチバッグを確かめると外面は生温かくなっていました。バッグの中は冷たい飲み物もいっしょに入れていたこともあってかそう温度は上がってないようでした。でも心配になって職場に着くとすぐに冷蔵庫に飲み物といっしょに入れておきました。さて、昼食の時間となりました。大丈夫かな・・・と一口食べると、適度に冷えたトーストサンドはレタスがシャキシャキして冷たいベーコンも冷たさゆえの食感があってすごく美味しいのです。パンは冷えると少し固くなるのかパンの粒立ちがしっかりして口あたりがいい。そうか! これはカフェの冷蔵ショーケースに並んだサンドイッチと同じだと気づきました。なんだかちょっとリッチな食感がありました。これはいい。冷蔵庫に入れるだけです。衛生的にも望ましい。そうなると毎朝トーストサンドを作るのも楽しくなります。トーストサンドでなくてもいい。サンドイッチでいい。パンもいろんな種類を試してみたくなります。

サンドイッチといえばホテルオークラ編の「本当に旨いサンドウィッチの作り方100」(イカロス出版)をkindle版で持っています。Amazonの表示では2014年7月13日に注文したとか。写真がとてもきれいでジャケ買いです。そのうちのひとつもレシピ通り作ったことはありませんが、キャベツの使い方やソースの選び方などいくつか参考にしてきました。ホテルのレシピはホテルという特別な空間を演出する役割を担っています。一般家庭でそのまま作るには「もったいない」と思う内容もあります。筆者もそれを記しています。でも、そのプレミアム感が生活の彩りになります。ホテルオークラに行けなくてもときにはこの本のレシピ通りに作って楽しみたいと思うのです。するとやっぱりパンが大事か・・・

パンといえば東京のレインボーハウス明石の喫茶アラジンの山食パンで作ったサンドイッチが美味しかった。きっと今も美味しい。10年前の8月、つくば市で2週間の研修があったとき、ちょうどレインボーハウス明石でスウェーデン在住の音楽療法士による個人レッスンがあってエレキギターとアンプを持ってつくば市から高速バスに乗って土曜日毎に通いました。このとき、1階の喫茶アラジンでパンをいただいてファンになりました。その後、東京に行くときは山食パンの取り置きを電話でお願いして買い求めては持ち帰ってサンドイッチを作りました。過去形の記述ばかりですがレインボーハウス明石と喫茶アラジンは変わらずあります。中央区とのコラボレーションで実現した東京の真ん中の高層マンションと一体化した福祉施設であり、パンが焼き上がる時間には何人ものお客さんが待っているほどでした。理事長とお会いすることができ、その志とクオリティーの高さに仕事へのエネルギーをいただきました。

当時よく乗ったつくば市と東京駅八重洲口を直通で結ぶバス路線は研修が終わった翌月になくなってしまいました。ちょっと不思議なバスでした。八重洲口で乗車するのは研究者と思しき人たちが多くて外国の人もいました。つくば市では見たこともないような形の建物が並ぶ交通量の少ない広い道路を走って、ここでバスを降りてどこに行くのかわからないような薄暗い停留所で一人、また一人と降りて消えていきました。私も然り、教員研修センターの脇でエレキギターとアンプ、そして、アラジンの山食パンを持って一人、ぽつんとバスを降りました。でも、気持ちは熱かったです。今に続くエネルギーになっています。研修はたいへんでしたが半分はフィクションのような2週間でした。

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