« 2016年5月 | トップページ | 2016年8月 »

2016年7月

夏休みの宿題

梅雨明けの日の朝、そうとは知らずにカーテンを開けるとレースのカーテン越しに届く陽光がはっきりちがって見えました。外に出ると真っ青な空と乾いた西風が吹いていました。ほどなく梅雨明けのニュースが耳に入りました。梅雨明けがこんなにもはっきりわかる年は初めてだと思います。そして、この西風はどこから吹いてくるのだろうとしばし考えました。西風が吹くとよく思い出す物語はクリス ヴァン・オールズバーグの「西風号の遭難」です。今も小学校の教科書に載っているのだろうか。

ポコ・ア・ポコは会場と自分のスケジュールが合わず、7月と8月はお休みとなりました。いつの頃からか夏休みの方が忙しくなってきて今年の夏はちょっとない過密さです。土日をはさむと出張で1週間出勤できないこともあり、その土日も研修や学会が集中しているので先が思いやられます。しかし、今が踏ん張り時で前に進むのみです。たくさんの出会いや発見が楽しみです。

「夏休みの宿題」でこれは素敵と思ったのはイタリアの高校の先生、チェーザレ・カタさんが出した宿題です。一つ目の「ときどき、朝ひとりきりで海辺に散歩にでかけること」からやられました。レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」から受ける印象と通じるところがあります。内なる世界との静かな対話が自然の中で実感をもって浮かび上がってくるような感覚があります。この「宿題」をもらった高校生たちはどんな夏休みを送っただろうと、それも気になります

| | コメント (0)
|

Linux

ここしばらく週末を使って余っているパーツやバーゲンで買い足したドライブなどを加えて“試験機”を組み立てました。MBはmini-ITXですが一番安価と調達したケースはMBを水平に設置する構造だったのでmini-ITXとは思えないほどの大きさになってしまいました。その分冷却は問題なさそうです。ストレージは3年前までMacBook Proで使っていた1TBのHDD(2.5inch)をフォーマット、メモリは他の自作用にストックしてあったものを流用するなどしてケーブルやネジもストックから選り取り見取りといきたいところですが、mini-ITXゆえの制限をクリアするためにUSB3.0ケーブルやsata増設の拡張ボードなどを取り寄せることになりました。スイッチを入れるとケース正面のファンがLEDで淡いブルーに光るタイプだということがわかってちょっとびっくりです。なかなかきれいなものです。

OSは初めてLinuxをインストールしました。サーバー仕様ということでディストリビューションはCentOS7です。Linuxのインストールは初めてで少々緊張しましたが、立ち上がった画面を見るとまるでMacOSのようで驚きました。ブラウザはFirefoxがプリインストールされていてOSがLinuxであることを全く意識しないで使えます。オフィス系なども一通りプリインストールされていてWindows系のソフトを使わないのであればこれで完結してしまいそうです。CentOSはRed Hat Linuxの“無料版”とのこと。そのRed Hat LinuxといえばMacOSはRed Hat Linux上で動くプログラムで、MacBook Proを使っていたときに一度だけRed Hat Linuxのロゴが見えたときがありました。そもそもLinuxがAT互換機というかDOS/Vマシンで動くこと自体にコンピュータの歴史が垣間見えてすごく面白いと思うのです。

自作パソコンの楽しみのひとつはパーツ選びにあります。パーツは見ているだけでも楽しい。私がいちばん見入ってしまうのはCPUクーラーです。とりわけファンレスのヒートシンクはアートと思えるほどの意匠が伝わってきます。アクリルやガラスの窓のあるケースで組んでずっと見ていたくなります。そう、パソコンのパーツはそんな美しさを備えたものが少なくありません。それらをケースに組み込んで電源を入れると「工場萌え」の如き様相となります。だから自作は止められないという理由というかいい訳になります。マシンの性能をパーツの組み合わせでコントロールするのも自作の醍醐味です。

| | コメント (0)
|

« 2016年5月 | トップページ | 2016年8月 »