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R・シュトラウス 2枚

この前、帰宅ドライブ中にNHK交響楽団のライブ放送でリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」を聴きました。まるで生き物のような音の動感に五感が目覚めるような感覚がありました。これはと思って調達したCDはカラヤンがベルリン・フィルを振った1974年録音の定番ですが録音の古さは如何ともし難いか。よくよく考えるとR・シュトラウスの音盤を買うのは学生時代の「ツァラトゥストラはかく語りき」以来で、1974年というとその少し前ですが音楽界としては同時期といえるでしょうか。「英雄の生涯」を聴いていると私が幾度かこの曲に入っていけなかったのはもしかしたらその表題ゆえかも知れないと気づきました。あと、このCDが届く前にペーター・シュライヤーが歌ったR・シュトラウスの歌曲集のCDを中古で見つけて入手しました。こちらは1979年の録音でやはり“同時期”です。ドイツ語は数個の単語意外全くわからないしそもそも詩はあまり聴かないという聴き方なのでシュライヤーの声とピアノをひたすら追うわけで、こちらは車で聴けたものではないので今日やっと“ながら”ながらもその細部まで聴きました。透明感のある声で端正に歌い上げるシュライヤーの歌はある浄化の作用があるように思います。バッハの宗教曲の福音史家はその最たるもので、当時、京都百万遍ののリチェルカーレでよく聴き入ったもの。

いつの間にか新年も2か月が過ぎようとしています。年々この時期は最もゆとりがなくなってきています。近くの菜の花畑も満開ですが楽しむ余裕がないのが残念です。

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コメント

こちらこそご無沙汰しています。お元気で何よりです。ほんとに、ほんとに・・・

私はやっぱりペーター・シュライヤーがとことん好きなのだと思います。学生のとき大阪で、ペーター・シュライヤーがギター伴奏で歌うシューベルトの「美しき水車小屋の娘」をコンサートで聴いたことが昨日のことのように思い出されます。

投稿: | 2015年3月 2日 (月) 01時23分

ご無沙汰しています。その節は、いろいろとお世話になりました。

R.シュトラウスの管弦楽曲は、(「いつも」ではないですが)大仰に聴こえてしまうことが多くなってきました。歳のせいですかね?
「家庭交響曲」とか「ドン・キホーテ」などは、その点、聴き易いと思います。でも、やっぱり歌曲の方がいいですね。

投稿: 親父りゅう | 2015年3月 1日 (日) 15時20分

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