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2014年11月

ファジル・サイのバッハ

ミュージック・ケアで使うモーツァルトの「トルコ行進曲」に端を発していろいろな演奏を聴いていてファジル・サイと出会いました。彼が弾く「Alla Turca Jazz (Fantasia from the piano sonata in A major K331)」は直訳すると「トルコ風ジャズ」で、「Fantasia」とありますがモーツァルトのK331ピアノソナタへのオマージュといった風合いが伝わってきます。ジャズとオリジナルを自在に行ったり来たりしているかのようで「ジャズ風」とはちがう。一見格闘技のようでもある。一人二役の演技のようでもある。とにかく面白い。そんなファジル・サイのがバッハを弾くとどんな演奏になるのか。興味津々でCDの到着を待っていました。フランス組曲やイタリア組曲、珍しいところでは無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番から「シャコンヌ」が収録されています。これが意外にも古典曲の演奏の王道を行くような印象でした。でも、彼らしさはきちんと出しています。まず、音が明るく輝き軽妙であるようでいて1音1音が見えるようで存在感がある。そして、楽譜に忠実に弾きつつ、バッハの意図を再構成して音楽の醍醐味として聴かせてくれているかのようだ。ある意味しがらみのない演奏といえるかもしれない。バッハはきっとこんな弾き方をしたにちがいないと思ってしまう。すごく今日的な演奏なのに不思議なものです。

ところで、モーツァルトの「トルコ行進曲」の手持ちの演奏を聴き比べて面白いことがわかってきました。単純に演奏時間のことです。

マリア・ジョアオ・ピリス 4分31秒
グレン・グールド 4分07秒
イェネー・ヤンドー 3分43秒
杉谷昭子 3分39秒
イングリット・ヘブラー 3分33秒
スタニスラフ・ブーニン 3分05秒
ファジル・サイ 2分41秒
ファジル・サイ(ジャズ) 1分55秒

私はグールドが最長時間記録保持者とずっと思い込んでいましたがピリスが群を抜いて遅い演奏でした。演奏そのものに触れると何時間も言葉をひねってしまいそうでやめますが、高校生のときはこんなふうに聴き比べて演奏者の当て合いなどをよくしました。音楽室のパート練習室にラジカセを持ち込んで男ばかりでああでもないこうでもないとやるのは楽しいものでした。

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Apple離れ!?

インプレッサのHDDナビに録音した音楽を流しっぱなしにしていたらシャルル・デュトワの「白鳥の湖」に聴き入ってしまってしばらく繰り返し聴いています。デュトワのバレエ音楽はひたすら優雅で非日常がすごく身近に感じられます。リフレッシュに持って来いというわけです。もうちょっと寒くなったらチャイコフスキーの「悲愴」が聴きたくなってくることでしょう。それも待ち遠しい。

iPad miniに替えてASUS Pad TF303BL16LTE SIMフリーを使い始めました。iPad miniはiOS8にバージョンアップしたところたぶんCPUの能力不足で挙動が思わしくなかったり、また、iTunesとの同期がうまくできない現象が出てきたりと、そして、何よりも老眼にはあのサイズはやっぱりつらいところがあってのこと。ASUS TF303BL16LTEは10.1インチのフルHD、“格安SIM”やmicroSDが使えるなど使い勝手はなかなかのものです。樹脂製ボディは寒い時期でも持ちやすく、また、キズが付きにくいなど私は金属素材よりも気に入っています。造り込みもていねいで筐体パーツの組み込みは一切の隙間がなく、モニタの縁が絶妙な高さで液晶の保護や手がかりにもなっているなど納得です。SIMフリーも大きなアドバンテージでdocomoの回線を使ったMVNOは使い勝手も上々です。月2Gは私には十分です。Androidも今や熟成期に入った観があってKitKutはなめらかな動作です。ASUSは自作マシンのマザーボードメーカーであり、パソコンなどのデザインも前々から注目していました。お値段の方もなかなかのお手頃でしたが私が購入してからほどなく1割余も高騰したので人気と需要も高まったかと思っています。円安かも知れませんが。それにしてもiPad miniは次モデルへの切り替わり時に購入してわずか1年半、OSのアップデートに付いていけないとはいただけない。これでパソコンもタブレットもスマートホンもApple離れとなってしまいました。残ったのはiTunesだけですが長年の音楽資産を蓄えているだけにこれはちょっと手放せない。使い勝手もすこぶるよい。ASUS Padに数千曲を同期させています

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ビオラにバトンタッチ

しばらく更新のないまま11月に入りました。この間、たくさんのことがありましたが何かが大きく進展したということはないもののいくつかのきっかけを探し狙っていて収穫なしではなかったと思っています。実はこんな時間がけっこう大事と思っています。情報収集と自分なりの整理、そしてアウトプットです。何のことだかわかりませんね・・・

今日は帰宅して日没までの間に急いで玄関前の花を冬春バージョンに替えました。年2回、インパチェンスとビオラの切り替えを淡々と繰り返すだけなのでまさに「放置カルチャー」(horticulture)で、省エネかつハイCPなガーデニングです。この夏のインパチェンスは雨が多かったので見事なほど大きく育ってポーチの階段が半分くらい覆われていたのでビオラの小さな苗に置き替えたら階段が広くなりました。苗は2週間前に調達したもので小さな移植用ポットでやや弱っていましたが植え替えると2時間ほどで茎などがしっかり立ってきました。切り込みをていねいにして大きく育てたいと思っています。ちなみに今回の色はオレンジで、カーポート横には大きめのポットにトリコロールの苗を植えました。

ガジェットの話です。私のAndroidスマートフォンは夏からフリーズが頻発して再起動を延々と繰り返す毎日が続いていましたが本体が発熱しているときにフリーズが多くバッテリーの消費が大きいことに気づいてクッション性のあるケースから出して使うようにしたらフリーズが激減しました。フリーズは1日に1回でもあると困るので完全になくなってほしいのですがここ何日か1日に1~2回程度なのでそう困ることはなくなりました。今やスケジュールもGoogleカレンダーと同期させてほぼ100%デジタル化したのでトラブルがあっては困るのです。モニタは4.7インチでiPhone5から替えたときはすごく見やすく思ったもののカレンダーを1か月表示させるとやはり文字が小さい。だからといって6インチ以上のスマートフォンを持つのは使い勝手がよくなさそう。そこで思いついたのはスマートウォッチやヘッドセットの併用です。モデルチェンジが激しい業界なので私のEM-01Fもすでに取り立ててアピールするところはありませんがいろいろいじっているとよくできていることがわかるのでここしばらくは現役でがんばってもらい、SIMロック解除の動向も見極めたいと思っています。

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