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2014年9月

弓のケースの話

バイオリンとチェロとコントラバスの弓の長さはどうちがうのか。楽器の大きさに反してバイオリンの弓がいちばん長いということは以前聞いたことがあって比べたこともたぶんあったと思います。バイオリンの弓の毛替えをするときにどうやって弓だけを店に持っていくのかがずっと解決しないままでしたが、コントラバスの弓のケースに難なく収まることがわかって今まで何を悩んでいたのかと少々情けなくなりました。なぜコントラバスの弓のケースが、ケースだけが家にあるのかはさておき、バイオリンの弓がいちばん長くてコントラバスの弓がいちばん短いと思い込んでいたのでそもそも試すことをしなかったのです。もしかしたら弓の長さというのは毛の長さのことかもしれません。コントラバスの弓はとにかく大柄で、もしやと思ってそのケースにバイオリンの弓を2本入れてみると入りました。これはこれはとほこりを拭いたところほとんど傷んでなくて留め金の色がくすんでいた程度でした。このケースは20年くらい前のものですが、よく見ると作りがとてもきれいで底と蓋のわずかな隙間も見事なほど均一で表面の黒いクロスもぴったり貼られたままです。弦楽器の値段はそれこそピンキリでこのケースもスタンダードクラスと思いますがこのクオリティはすごいと思った次第。コントラバスの弓のケースにバイオリンの弓を入れて持ち運ぶというのはちょっとおもしろい。

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9月のポコ・ア・ポコ

9月のポコ・ア・ポコは6家族のみなさまにご参加いただきました。8月は台風で中止となって2か月ぶりでした。子どもたちはぐっと大きくなって、参加の仕方も上手になって頼もしく思いました。少人数だと自分らしさを出しやすいのは誰しも同じで、ここぞとばかりのアピールは動作をしてのことで、やっぱり全部ちゃんと理解してるねとスタッフで話をしました。これからも子どもたちもご家族も安心して参加いただける場でありたいと思っています。来月も楽しみです。

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自分たちで決めるということ

スコットランドの独立を問う住民投票がテレビのニュース報道で見た限り粛々と行われた印象がありました。国がいろんな意味で形態を変えるとき、武力による対立が付きもののように報道されてきたので今回は別の驚きがありました。このような独立への道筋があるのかということです。そして、武力による対立の愚かさをあらためて思いました。また、国とは何かということも思い巡らすきっかけとなりました。身の回りを見ると自分たちで決める道筋がいくつもあって、すべてを自分たちで決めることの限界を承知のうえですがそのことを精一杯務めることの義務もまたあるのだと思う。政治だけでなく仕事でもプライベートでもそんなことはたくさんある。

勤務先で使っているキーボードのホコリ取りにとスプレー式のブロアを持って行って試したところ、打感や打音が大きく変わって驚きました。キーを押しこんだときのぐらつきやカチャカチャという比較的高い音のノイズが感覚的に激減しました。自宅にあるあまり酷使していない同型に近い操作感になりました。ブロアで飛び出したのは3mm四方の紙片の他は細かなホコリだけなのにこんなにちがうのかと、キーボードといえども日頃のメンテナンスは欠かせないと思いました。私は同型のキーボードを8年前から使っていて、今では買い足して2台を自宅で、1台を勤務先で使っています。先日、何かのテレビ番組でコンピュータの専門職の人が英字配列の同シリーズのキーボードを使っている場面があってやっぱりよくできたものなのだろうと思いました。同シリーズは文字無刻印のモデルまであってお値段も3万円超と手が出ませんがスタンダードでも操作感はなかなかのものです。こうした五感に響く印象は大事だと思う。

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ウィットナーの譜面台

昨日、隣接の病院の売店に行った時のこと。いつも通っている通路が通行止めになっていたので夜間出入口から入ったらT字になっている廊下の突き当たりに長テーブルといすがあって、人気アニメのキャラクターの絵といっしょに「勉強コーナー」とありました。「宿題などでお使いください」とも。病院の待ち時間などに宿題などをするスペースを設けているのは学校併設だからだろうか。それにしても病院の待合いに「勉強コーナー」があるのは面白いと思いました。

夜はウィットナーの譜面台が届きました。これはしばらく前からずっと探していて見つけることができなかったものです。譜面台はけっこう収納や持ち運びに難がある代物ですが、いつしか散らかった部屋から探し物を見つけることが難しくなってきてさすがに情けなくなってきました。仕方なく調達となった次第です。ウィットナーの譜面台は大学のとき初めて買いました。30数年前のことですが今も使えたはずです。それくらい長持ちするモデルです。もう一生物です。いっしょにオーダーしたのは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のミニスコアです。もしかしたらの必要性もあってのことですが懐かしさも半分あってのこと。この曲は市民オーケストラに入っていたときに四重奏で練習したことがあって、私はヴィオラを弾いていました。内声部の楽器を担当すると音楽の構造感に浸ることができてモーツァルトの音楽を文字通り堪能しました。曲は未定ですが近々チェロを弾くことになりそうで、これは高校以来なので40年ぶりかというブランクです。人生はわからないもの。

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スーパームーン

昨夜はスーパームーンでした。東の空に姿を現した月は一目で大きいとわかるものでしたがその色の濃さにも驚きました。時間が経って空の高い位置にくると大きさもさほど目立たなくなりましたが天候不順が続いたので前夜の中秋の名月に続いて見慣れた季節が戻ってきたことをしみじみと思いました。次のスーパームーンは来年9月28日だとか。「カレンダー」に入力済!

「カレンダー」といえば7月から8月と今にして思えば目まぐるしいほどのスケジュールでしたが、9月以降も予定を入力していったら土日も含めてほとんどが埋まることがわかって少々焦っています。予定のいくつかは事前の準備も必要で、早速、パワーポイント資料の作成に取り掛かっている次第。某テレビ番組では「ぼんやり」する時間が脳にとって大切だとか。別に脳は休んでいるわけではなく脳内にネットワークが生まれていて、たぶん、創造的な活動にも関係しているのだろうと観ていて思いました。でも、積極的にそんな環境に身を置くことも創造という点ではきっと大きな意味がある。東浩紀の『弱いつながり』(幻冬舎 2014)は環境を変えることで違う言葉での検索があり、そのことで違う世界が開けると始まってリアルな旅でのエピソードと思索が続く。今の自分にはけっこう響くものがありました。「所変われば品変わる」如くに発想も変わるのはうなずけるが、所を変えること、環境を変えることを行動に移すかどうかが分かれ目になるのだろう。「臨床哲学」の手法か・・・

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