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2012年2月

プロの仕事

評判は聞いていたもののなかなか行けなかったペンクリニックにやっと行ってきました。ペンドクターは川口明弘氏です。セーラーのプロフェッショナルギアが期待したほどの書き味でないように思っていたところ床に落としたときペン先を傷めてしまったようなので気になっていたのですが、調整後は別の万年筆のようなスムーズな書き味となって驚きました。もう1本はクロスのタウンゼントで、こちらは初期調整でさらにスムーズで安定した書き心地になりました。万年筆が持ち味をいちばん発揮する角度がはっきりしたといえるでしょうか。ペンを持つ手と指先が安定する印象です。調整に要した時間はほんの2~3分で、それだけでこんなに変わるものかとペンドクターの技に脱帽です。

先週末はAAC(Augmentative and Alternative Communication:拡大・代替コミュニケーション)を活用した障害のある子どもたちの教育・支援を研究している大学の先生と話をすることがあって学び直しの機会になりました。テクノロジーを実生活の中で活かすには支援者が文脈を構成することが不可欠です。もちろん、日常生活で使うものだからウィットに富む要素が大切。だから彼の講演はとても面白い。特別支援教育がたまらなくかっこいいものに思えてくる。家族みんなのQOLが上がる。そんな特別支援教育が展開されるように私もしっかり仕事をしていきたい。

その人の車はアルシオーネSVXというと誰だかわかってしまいますが、私もSUBARUに乗る一人として昨日は車の話も少々ながらディープな領域にわたって堪能させていただきました。好きな車には乗れるときに乗るものと思いました。

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2月の日曜日のポコ・ア・ポコ

2月の日曜日のポコ・ア・ポコは13家族のみなさまに来ていただきました。会場はいっぱいの感があっていつしか寒さを忘れるほどの躍動感がありました。でも、静の共有はしっかりできて、最後の大きなシャボン玉は文字通り食い入るほどの集中力で見守りました。このときの拍手は誰からともなく文字通り湧き上がるように広がりました。3月はお休みをいただきます。4月は新年度となります。2か月の子どもの成長は大きいので私も4月のポコ・ア・ポコを楽しみにしています。

今夜のNHK-ETV特集「坂本龍一・生命の森の交響曲」は音楽のひとつの原点を考えさせられる番組でした。音楽の成り立ちは音だけではないと思いました。このところ音のない世界について考えることがあって、それだけに樹の声なき声を音楽にするプロセスは興味津々でした。そして、音と同じくらい映像にも関心があることを確信した次第です。デジタル技術が人や樹の感性を浮き彫りにする。

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音楽の授業参観

昨日は小学校の公開研究会に行ってきました。小学校の授業の場は13年ぶりです。3年生と5年生の音楽を参観して子どもはやっぱりかわいいと思いました。3年生は私が小学校で最後に担任した学年で、おとなの感覚では考えられない発想やちょっとした仕草はほんとに楽しい。今、子どもたちとのかかわりはポコ・ア・ポコの音楽療法の場面だけで、それはそれで大切な学びの機会ですが、定型発達の子どもたちの姿をしっかり認識しておくことも同様に大切と思いました。それは「通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする子ども」という視点からの気づきにとどまらず、どの子もともに育ち、社会でともに生きていく姿や場面を思い描き、意識しながら教育を進めることのバランス感覚の大切さです。それは、指導技術についても「通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする子ども」というフレームを超えた新しい普遍的な視点を発見させてくれる。

音楽の授業を参観して音楽療法から学んだ音楽についてあらためて考えました。そのひとつは音楽には王道があるということです。音楽もまた芸術たる所以でさまざまな斬新な歩みが試みられていますが、音楽には一定の安定を指向する頑とした一面が常にある。ドミナントエンジンに代表される音楽の構造はバッハの頃と比べて何ら変わってはいない。それは、音楽に対する人間の感覚が変わっていないからなのですが、成長期の子どもたちが学ぶ音楽だからこそその王道に気づく場面をつくりだしたいところです。

公開授業は音楽の表現を深めるための演奏の工夫の観点のひとつとして「速さ」がありました。ミュージック・ケアでおもしろいのは、録音された一定の速度の同じ音楽を使っているのに動作によってその音楽が速くも遅くも感じられることです。その教室には「目」という字や「耳」という字が大きく書かれた紙が掲示してありました。ミュージック・ケアは感覚の統合を積極的に活用することで、場の設定や人の動きも表現を深めるひとつの大切なファクターとしています。今、私が通常の学校の音楽の授業を担当する機会があるとしたら小学校勤務の頃とはちがう音楽づくりを子どもたちとするものと思います。

今日、インプレッサのオイル交換に行ったらフラッシングを勧められて割引期間ということもあってオーダーしました。その間、ガラス越しに見えるピットではウィンドウにカラーフィルムを貼っていて、その見事な作業ぶりに見入ってしまいました。まさに職人の技です。技術は人から人へと伝えられるものですが、教えられることと自ら学ぶことでしか身につかない部分は必ずあるもの。今日、ピットで作業していた人たちはその誰もが職人の域で仕事をしているように見えました。すごいものだと感心していたら勧められるままに車検の予約をしてしまいました。

そういえばと思い出したのは、先週のNHK「プロフェッショナル」のGoogleのエンジニアでした。chromeの開発の一部が六本木ヒルズで行われていることを初めて知って驚きました。シリコンバレーでなくわざわざ日本にオフィスを置くところが多様性重視の表れかと思う。エンジニアたちの個性豊かな響きあう感性が如実に伝えられているところにも惹かれました。また、登場するコンピュータも興味深く観ました。そのほとんどがMacでThinkPadが少々、モニタはDellとHPという“お決まり”でした。デスクトップのキーボードはThinkPadとPFUがあってこれもそうそうと思いました。私自身も年明けからDellのノートを使い始めてMacとWindowsの差異は違和感を感じるほどではなくなっていることに気づきました。それはWindowsがMacに近づく方向でと感じています。この番組からはそんなハードもソフトも、そして、なんといっても登場するエンジニアたちから伝わるエネルギーに近未来に向かう人間の知恵と強さが感じられて見応えがありました。

DELLのXPS14ZのSSDモデルはコストパフォーマンスが高く、Sibelius7をモバイルで使うことを主な用途と思っていたのですが、SSDの超速ぶりにメインマシンとなりつつあります。起動は20数秒、ブラウザの表示もこれまでは何だったのかと思うくらい。デザインはMac風との陰口もあるようですが、14インチのモニタを13インチクラスの筐体に組み込むアルミボディの凝縮感は密度の高さがそこかしこに感じられて小気味よい。キーボードのタッチはThinPad風でこれもなかなかのもの。キーボードのベースはグレーの塗装がしてあって、これはちょっと無粋ですが、手から体温が奪われにくいというメリットがあります。そして、何といってもSSDは衝撃に強くて安心感があります。バッテリーも実動数時間はいけそうで心強い。こうなると次はホームサーバーを置きたくなります。今、手頃なネットワークハードディスクを見つけたので無線ルーターにつないで試しているところです。iTunesの音楽をどのパソコンでも聴けるようにすること・・・できるかな?

フラッシング後のインプレッサはエンジンのノイズが驚くほど小さくなって振動もまた然り。「新車のようになります」とはこのことかと実感した次第です。

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