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2010年6月

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』

荻原規子の作品(角川書店 2008)です。これもあるタドキストのメディアマーカーで知りました。週末に届いてこの土日に時間を見つけて一気に読みました。この本は中学校の図書室がちょうどいい居場所のように思いました。読むのは女の子でしょう。私はこの本を読むには心理的なことを知り過ぎていて「そうそう」と思い当たることが多々ありながらも、物語(ファンタジー)のおもしろさに惹き込まれてしまいました。そして、神社というどこにでもありながらその民族学的な文脈があまり知られていない文化が物語の舞台になっているのでその記述のひとつひとつが私のアンテナを刺激しました。今流行りの「パワースポット」を訪れるかのような感覚を覚えました。物語は遅々として第3巻でも展開の予想がつかないようですが、私は泉水子も深行も早くおとなになってほしくないと思っています。早速第2巻を注文しました。

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6月の日曜日のポコ・ア・ポコと“はやぶさ”

6月の日曜日のポコ・ア・ポコは8家族のみなさまに来ていただきました。松阪市サマースクールのボランティア養成講座がきっかけでご参加の方など、おとなの方が多いセッションでしたが子どもたちは臆することなくプログラムをこなしてくれました。昨日は梅雨空の下、しっとりとした落ち着きがありました。

日々感動や考えることはあるものの慌ただしい毎日で2週間のブランクとなってしまいました。昨夜は“はやぶさ”が地球に帰ってきました。閉塞感のある昨今、小さな惑星探査機が日本にもたらす期待感は決して小さくない。まだまだやれる! あきらめてはいけない! 夢をもって! そんな前向きな気持ちを育ててくれる“はやぶさ”だと思います。オーストラリア国立大学の教授がこう語ったとか。「もし分析可能なサンプルが採集できたら、それは追加のボーナスだよ。このミッションはすでに驚異的で、まるでおとぎ話のようだった」(AFP)

6月に入った頃からスカルラッティのソナタが聴きたくなって「キース・ジャレットの香りがする」とのレヴューを読んで水永牧子のチェンバロのCDを取り寄せました。スカルラッティは大学のときFM放送から録音したアンドラーシュ・シフのピアノを聴き込んでしまい、シフが来日したときはコンサートに行きました。スカルラッティは年代的には古楽の末期に位置しますが、その作風はダイナミックで今なお弾き込まれようとしています。同い年のバッハが均整ならスカルラッティは人間の詩と真実か。水永牧子の演奏も楽曲の構造感を際立たせていて胸のすく思いがします。

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