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2010年5月

『レアといた夏』

あるタドキストのメディアマーカーで知って取り寄せました。マリー・ソフィ・ベルモ作 南本史訳 中村悦子絵『レアといた夏』(あかね書房 2007)です。読み始めてレアが障がいのある女の子だとわかりました。ローズが一夏を過ごす島で出会ったレアとトム。3人の子どもたちが自然とスローライフの中で豊かな関係性を紡ぎだす。理屈でもなく教えられるのでもなく、心と身体をいっぱい使って考えていく。共生という言葉がよそよそしく思えてくるくらいヴィヴィッドな感性の子どもたち。答えは自分で見つけていくのだ。この本は子どものうちに読むものと思いますが、果たして、50を過ぎて読んでもいいものです。ただ、「訳者あとがき」でレアの障がい名が出てくるのは物語の文脈からして理解し難い。

先日、iPadの予約が3日で“停止”となって少なからず落胆していました。それでもなんとか予約したいと問い合わせたところ、入荷日は未定だが予約は受け付けるとのことで販売店に行ってきました。ところが当日分の在庫があって1時間ほどでめでたく購入となりました。ThinkPad X201sは3か月待ちとわかって、また、転勤先でのワークフローがわかってきてiPadで行こうとThinkPadの予約をキャンセルした次第です。iPadはケースを調達して常時持ち歩きです。

三重県内のiPad取り扱い店はわずか1店です。3Gは店頭契約ということもあって混雑を予想していたのですが私はわずか3人待ちでした。私の次の人は70歳くらいの男性で、よく見ると年配の人が目立ちました。“最先端”のIT機器にこれだけ広い年齢層が関心を寄せているのは注目ものです。そして、もうひとつの注目は「iPadで人は幸せになれるのか」ということです。私はとっては“痒いところに手が届く”マシンです。

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5月の日曜日のポコ・ア・ポコ

昨日のポコ・ア・ポコは13家族のみなさまに来ていただきました。初夏を思わせる日差しと青空の日で、子どもたちもほんとに楽しそうに元気いっぱいでした。私もちょっとテンポよく、少し体育会系のセッションとなりました。春から夏にかけて、やっぱり子どもたちがいちばん成長するときなのだろうかと思いました。輪の中から子どもたちと向き合っていると、表情や視野、動作の広がりや伸びがよくわかります。また、昨日はミュージック・ケアが初めてという見学の方がみえました。もちろん、どうぞどうぞと参加していただきました。終わってから「自分が夢中になってしまいました」と笑顔で話してくださいました。さすがは障がいがある子どものヘルパーさんです。子どもたちといっしょに楽しめることがいちばん大切なのです。

土曜の午後から日曜の昼まであちこち走り回って、今朝起きると脚の筋肉が張っていました。走り回ってといっても急ぎ足です。自分の足で歩いてバスや電車を乗り継いできました。何事かというと、安城市まで行って納車などを自分でしてきたわけです。新しいといってもまた中古ですが、一世代前のオデッセイRB-1後期型に乗ることになりました。4月から出張の度に何台もの車を乗っていますが、RB-1はどれにも似ていない不思議なコントロール感があります。雑誌で読んだポルシェの4ドア、パナメーラのインプレッションを思い出しました。「なまずのようなスタイルなのに速い」というもの。ランエボ・ワゴンも意外に速いとか。RB-1の文字通りイージー・ドライブが身体に優しい。

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緩和ケア病棟のU2

緩和ケア病棟の写真にU2のアルバムが写っていたことを思い出して探していました。こちらの「写真8 緩和医療には音楽がものを言う」の写真です。私がこの写真に注目したのは緩和ケア病棟に入院する人たちに高齢の方が多いこととミスマッチするように思ったからです。ロックが好きな年代の人がそろそろ高齢になってきているのかも知れないとも考えました。ある音楽療法士から「自分が年をとって音楽療法をされるようになったらロックを使ってほしい」と聞いたことがあります。私もそう思います。一般的になじみの音楽は年代によってちがいます。しかし、まだそういう時期ではないように思うのでU2のアルバムに興味津々なのです。音楽療法とは記されていないものの何らかの目的で置かれているはずです。大瀬敏昭著『輝け! いのちの授業』(小学館 2004)に、ICUにサザンオールスターズのバラッドが比較的大きな音量で流れていたというエピソードがあります。「ナースたちの身のこなし、声の大きさ、スピード、声質など、いわゆる『言葉』がみごとである」(同)ことなどとトータルとしてICUの空間を作っています。その一部のサザンのバラッドなので腑に落ちるものがあります。緩和ケア病棟のU2の意図するものは何なのだろう。

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GW、京都、ヒラリー・ハーン

新年度の4月が終わって5月に入りました。ずいぶん長かったようにも短かったようにも思います。手帖を見ると1/12ですが、もう1か月と焦ることしきりです。物事が分刻みで推移しながらも自分なりの動きがつかめないというもどかしさがありますが前に進むのみです。

一昨日は京都に行ってきました。所用を済ませてあとは文具類の買い物ばかりしていました。手帖のリフィルや万年筆のインクなど、どうしてこんな物が地元で売ってないのかと地方に住む者のため息をもらしながら物流の偏りが示す日本の課題にも思いを馳せていました。京都は大学の4年間を過ごしたので町並みが変わっても勝手を知るところがあってしっくり馴染みます。コーヒーショップでは学生が「学問」の話をしているのが聞こえてくるし、楽器のケースを持っている人を多く見かけるのもいいものだ。再び学ぶことがあるならまた京都にしたいと思うのは単にノスタルジーではないように思います。

4月のヒットはヒラリー・ハーンのバッハの無伴奏ソナタ・パルティータ集、ブラームスとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲のCDでした。音の輝きと語り口を感じさせる演奏はただただ聴き入ってしまいます。かの「シャコンヌ」を聴いていて気づいたのは演奏のテンポがかなり遅いということでした。演奏時間を調べるとシェリング比で2割も遅い。しかし、冗長な印象は一切なく、弾き切っている緻密さと密度の高さが聴き終わっても続きます。音楽を語る言葉では語り得ないエネルギーを感じるといってもいいでしょうか。演奏され続けてきたバッハにこんな演奏の仕方があったのかと新鮮でした。

OLYMPUS E-P1のファームウエアを1.4にバージョンアップしました。AFスピードは体感で倍くらい速くなったように思います。力づくの感があって洗練とはほど遠い動作は相変わらずですが、それでもいいか、と思ってしまうのがE-P1です。レンズは先月から17mmの単焦点にしましたが不思議と何も困らない。後継機が出ても我慢して使っている気がしないのはさすがです。ただ、常時携帯はもっと潔いコンパクトさが求められます。

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