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デジタルカメラの絵作りと陰翳

ストロボを使って写真を撮ることがあって久しぶりにSUNPAK B3000Sを使いました。このストロボは「痒いところに手がとどく」先駆的なツールとして生まれました。私のB3000Sも20年ものです。すでに生産は終わっていますがまだまだ現役です。上下左右のバウンドはもちろんのこと「キャッチアイ」を入れる反射板も付属しています。光量も6段階の調整ができます。色はいたってナチュラルで光量のオートコントロールも絶妙です。シンクロターミナルへの接続コードも本体に埋め込みで、Canon EOS D30はこのシンクロコードで使っていました。今日使ったカメラはOLYMPUS E-P1で、20年を経ても最新機種とコードレスでつながって納得の結果を出すところがすごい。CanonもOLYMPUSも純正のストロボを持っていない理由はこのB3000Sが使いやすく現役だからです。かなりアナログ的な使い方です。

写真の光といえば、丸山佳枝著『簡単!見ばえ料理』(レタスクラブMOOK 角川グループパブリッシング 2009)の写真の陰翳が後押ししてくれているようであれこれ考えてしまいます。デジタルが主流になってからひたすらクリアな画像が求められているように思いますが、ブログ「ダカフェ日記」のように陰翳が美として認知される写真も美しい。お茶「伊右衛門」のCMなどの映像を手がける上田義彦の作品はとくに陰翳が美しい。彼はポジフィルムを使っているとのこと。乱暴な分け方ですが、クリア派か陰翳派かという視点で見るとけっこう興味深い。デジタルカメラの絵作りがある程度こなれてきた今、カメラメーカーの絵作りの方向性がはっきりしてきているように思います。それはかつてのフィルムの個性のようで、代表的なメーカーがクリア派と陰翳派に2極化しているように思えて私の機材選びも確信を得ているところです。私は陰翳の豊かな諧調が好みです。

庭のフェンネルの枯れた茎を切っていて、ふと地面を見るとフェンネルの小さな苗が無数に出ていることに気づきました。100本どころではありません。これが全部育ったらたいへんなことになります。大きな青虫もいっぱい出てきてむしゃむしゃとほおばる音が聞こえてきそうです(+_+) ハーブはもともと雑草ですから生命力は強い。売れ残りを半額で買ったときは頼りない苗でしたが、今や自宅の狭い庭を我が物顔で跋扈しそうです。しばらく様子を見ていくことにします。さて、今日は春の花の球根をやっと植えました。秋は慌ただしくて春の花の球根の植え付けはいつも遅れてしまいます。チューリップと水仙、ムスカリは花を咲かせることができるでしょうか…

今日は圧力鍋でポトフを作ってみました。加圧時間はわずか3分! それでもちょっと長めかと思うほどの食感でした。でも、味のゆきわたりは圧力鍋ならではと思えました。

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